おもしろおかしい映画を作り続けている
サイモン・ペグ&ニック・フロスト。
彼らのSFコメディ『宇宙人ポール』をみたよ。
日本のオタクが一番盛り上がるといわれる“コミケ”
実は日本だけでなくアメリカにもそんなイベントがあるんです。
その名も“コミコン”。
はるばるイギリスから海を越えやってきたSFオタクの
グレアムとクライブ。彼らは初めてのコミコンに大興奮。
しかし彼らの目的はコミコンだけでなく
長年の夢だったアメリカ西部のUFOスポットを訪れること
いわゆる聖地めぐりだったのです。
そんな彼らが聖地エリア51付近でであったのは正真正銘の宇宙人だった?!
シンパシーを覚える主人公二人
主人公のグレアムとライブは正真正銘のSFオタク。
SFコミックや映画が大好きでイギリスからわざわざ渡米するくらいですから
ほんとに根っからのSF野郎なわけです。
日本のオタクのみんなもマンガのモデルになった土地を訪れたりする
『聖地めぐり』はよくしますよね!
私も某マンガが大好きなので死ぬまでに一度は
エジプト、イタリア、そして仙台は訪れてみたいってもんです。
コミコンに言ったり聖地めぐりをしたり。
オタクはどこの国でも同じですね!
サイモン&ガーファンクル…じゃなくてニック!
サイモン・ペグとニック・フロストは何かとコンビで出てるよね。
二人がオタク趣味にふけるというシーンはどの作品でも
よくみかけます。
っていうか二人で仲良くオタクしてたけどサイモンに彼女が出来て
ニックがジェラスイーを感じちゃう!
って展開が多くね?完全にテンプレ化しておりますよ。
本作でも同じようなシチュエーションがあるんですが
今回はヒロインどころか宇宙人のポールにまで
「楽しい二人旅を邪魔された!!!」
と嫉妬心を丸出しにするニックには笑ってしまいしまいます。
しっとの心は父心!!!
ところで本作でも二人はなかよしすぎてゲイカップルに間違われます。
おもしろすぎるよね。
なんでこんな宇宙人がイケメンに見えてくるんだろ
お下品でお尻マルダーシな宇宙人ポール。
もうこってこての宇宙人スタイルで
例えば「あなたの想像する宇宙人の絵を描いてください」
ってアンケートとったらタコみてえなのかポールみてえなのを
描くと思われるくらいこてこての宇宙人姿です。
アーモンド目に全身タイツみたいなぬるっとした外見。
みなさんご存知の通りなのですが
なぜだか・・・イケメンにすらみえてきますよ!!!
クールで男気があるんだよね。どうしてかな。
この気持ち…なんだか既視感!と思ったらそうです「TED」です!
そういえばポールの声を勤めるのはセス・ローゲン。
セスといえば『グリーン・ホーネット』のボンボン主人公な
イメージが強かったのでこんなに声がよかったなんて気づきませんでした。
いや、ほんとイケメンボイスです。
今度『グリーン・ホーネット』を観る機会があったらちゃんと声に集中してみようかな!
SFパロディだらけだよ
ニック&サイモンの映画といえば
ゾンビホラーのパロディもたくさんありますが
今回はSFネタのオンパレードです。
二人がレイア姫のコスプレをしたおねえちゃんたちと写真をとったり、
クライブの彼女がイウォークだったりというわかりやすいスターウォーズネタをはじめ
ポールがETだったり、プレでターだったり。メン・イン・ブラックに追いかけられたり。
主人公二人はスタートレックのグリンゴン語でしばしば会話します。
これは私も友達と二人で『時計仕掛けのオレンジ』のアレックスたちが使う
スラングを必死に覚えて会話したことを思い出さずにはいられません(きもすぎ)
極めつけにシガニー・ウィーバーが登場したところでは
たぶん会場が一番沸いたんじゃないでしょうか。
まとめ
もっとお下品でくだらないギャグかと思ったら
軽くホロリしちゃうようなロードムービー?でした。
ニック&サイモンの作品はまだまだ網羅できていないので
これからどんどん観て行きたいです!
まずは「SPACED」からかね!
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