映画『グランド・イリュージョン』ネタバレ 感想

2013年11月11日

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4人のマジシャンたちが次々と
まきおこす犯罪エンタテインメント!
『グランド・イリュージョン』を観ました。
ミスディレクションにつぐミスディレクション!!!!
超ネタバレしてます。

※本作の最大のミスディレクションをさらっとネタバレしてるので注意!

『グランド・イリュージョン』あらすじ

若手マジシャンのアトラス(ジェシー・アイゼンバーク)、
その元助手のマジシャンのヘンリー(アイラ・フィッシャー)、
催眠術師のメリット(ウディ・ハレルソン)、
コソ泥のジャック(デイヴ・フランコ)の4人のもとに
謎の人物からメッセージが届き彼らは一同に会する。

それから1年後…4人は『フォー・ホースメン』と名乗り
大々的なマジックとともに銀行を襲い大金を手にしていた。
彼らの捜査にのりだしたのはFBI捜査官のローズ(マーク・ラファロ)と
インターポールからやってきた女捜査官のアルマ(メラニー・ロラン)であった

次々に披露される大掛かりなマジックと犯罪の数々、
そして、浮かび上がってきた5人目のフォー・ホースメンの存在に
ローズや捜査当局は翻弄される。

影で全てを操る5人目のフォー・ホースメンはいったい誰なのか…

この映画は誰の視点で見るべきか?

のっけはフォー・ホースメンの視点で物語がはじまります。
ですのでその4名の視点で映画に入っていくわけですが

開始30分くらいで急に観客の視点に放り込まれます。
4人側からでなくあくまで奇術をみにきた観客というわけね。

それから、捜査官のローズという人物が出てきてからは
観客の視点を離れ、ローズの視点に移動するわけです。

しかし、しかしだよ!
途中でそのローズの視点を離脱せざるを得ない展開が待っています笑

結局いったりきたりあっちこっちそっちどっちした視点でしたが
最初から最後までマジックを見に来た第三者、観客視点でみるのがベターなのかもしれないね。

二者択一

この映画のテーマはミスディレクション!!
フォー・ホースメンをあやつる第五の人物はいったい誰なのか!!!
まあ、察しのよろしい方ならあっさりわかるはず。
もはや二択だもの…

催眠術がチートすぎる

催眠術師のメリットはどいつにもこいつにも暗示をかけまくります
フォー・ホースメンの犯罪になくてはならない存在です。
メリットの催眠術(メンタリズムっていうの?)は
ほんとに誰もがかかっちゃう!!
これがちょっと強力すぎ!!
っていうかメリットがいなかったら全部なりたってないじゃん!!
とかいうのは禁句なのじゃ!!

ご安心ください!ジェシーは通常運転です!

本作の(一応)主人公アトラスを演じるのは
『ソーシャル・ネットワーク』でおなじみのジェシー・アイゼンバーグ。
いつもクルクルパーマで早口の根暗な役が多いですが
今回のビジュアルをご覧ください

ジェシー・アイゼンバーグ

あらイケメン?


そう、イケメン風なのです!!
髪型って大事ですね!!!!
どんなイケメン演技を見せてくれるものかと思いきや…

口を開けばいつもの通りでした!!!!

あれ?

ダークナイト観に来たんだっけ??

あれれ?

ゾンビランド観に来たんだっけ???

フォー・ホースメンはただのコマなのか?!

映画みててなんだか物足りなかったのが
フォー・ホースメンたち4人の心理描写です。
前述したようにフォー・ホースメンたちは個性豊かな4人組!
それぞれ魅力的なキャラクターが集いました。
でも彼らの心理描写とか内面ってあまり出てこないんだよね。
あくまで5人目のフォー・ホースメンのコマとして扱われていたのが残念だったな。

だからさ、4人が大金や命にかえてもたどりつきたかったものってなんなのって。
そこまでしてアイに入りたかったのか??
というとそのへんはよーわからんのじゃ。ってならない??
マジシャン達の間でアイという存在がどんなにすごいのか
一般人の僕らにはわかんねえや!!ってさ。

それゆえメリーゴーランドのシーンはぽかんとしてしまいました。
??????みたいな。
そこがちょっと悲しいというか、物足りなさを感じました。

それから、フォー・ホースメンたちの犯罪がうまくゆきすぎなのもな!
たまには催眠術がぜったい効かない強力キャラ!とか出てほしいもんだけど
これはこの映画があくまで観客側から見るために作られてるのであって
マジックを魅せる側のフォー・ホースメンたちは完璧じゃなくちゃならない!
といった気概を感じましたね。

ジャックが死んだってとこが味気なかったのも
最初にヘンリーが舞台で演じて見せたような
「マジックが失敗した!!かと思いきや大成功!!」
というマジックではセオリーの演出をたどったからかなと思います。

ローズ…

それと考えたんだけど、ローズが正体を明かしてからがちょっと冗長じゃない??
これは演出の好みの問題だと思いますが、彼が最後の最後に正体を明かして
ドーン!!エンドロール!べべんっ!!!
そのくらいのテンポでよかった。
(かつてこんなにわかりにくい説明があったろうか)

もしくは、自分からぺらぺら喋って正体をあかすんじゃなくて
え?まさか?まさかそうなの??そうなのか?え?え?え?
やっぱそう…なの?どうなのどうなの???
とか言ってるうちにエンドロール!!!べべんっ!!!!!!
っていうさ、推理の余韻というか選択肢をあたえてくれてもよかったんじゃね?
そのへんは『ユージュアル・サスペクツ』が絶妙だったと思います。

まとめ

本作では語りきれなかった複線が残されています。
そう、アルマの本当の正体。
彼女がいったいどうしてローズについていたのか。
現場の経験が少ないにもかかわらずなぜ動けるのか?
本当にローズの正体に気づいていなかったのか。
なんで変な宗教について調べまくってたのか…
ただのそっち系のサブカルの人だったのかもしれません。

その辺は続編への宿題なんでしょうか?
え?ていうか本編で語られてるのにわたしが理解して無いだけだったらごめん!

なんか文句ばかりになったような気がしますが
マジックの種明かしシーンは面白かったよ。
なんか「TRICK」を彷彿とさせたわ・・・
あとマーク・ラファロのあらたな可能性に気づくことができました!!

っていうか『監修:DaiGo』って一文字で
どんだけ映画がうさんくさくなるかわかった笑
あれは最初じゃなくエンドロール後に出すべきだろう。

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時間:116 分

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