映画『西の魔女が死んだ』ネタバレ 感想

2013年10月24日

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梨木香歩の同名小説を映画化した『西の魔女が死んだ』を観ましたよ。
若干かもめチルドレンの香りがしましたが
そーでもなかったよ!!!!!
というわけでネタバレ感想どうぞ!!

西の魔女が死んだ

『西の魔女が死んだ』あらすじ

中学生のまいは祖母が倒れたとの報せを受け母親とともに祖母の家を目指す。
道中、祖母の家ですごした数日間のことに思いを馳せる。

中学生になったばかりのまいはクラスにとけこめず
いじめに遭い、不登校になってしまっていた。
そんなまいを気遣い、母は西の魔女と呼ぶ祖母の家にまいを預けることにした。
まいの母方の祖母である彼女はイギリス人。
田舎で自給自足の暮らしをしていた。

まいはそんな祖母の下で“魔女修行”と題した暮らしを送ることになる。

タイトルからしてネタバレ

まあタイトルっつーか、展開上おばあちゃんが倒れたところから
お話はじまるもんだからもうわかりきったことなんですがね!!!

だからどうしても

ああああああおばあちゃんこの後死んじゃうんだよなああああ
というのが先に立ち、気持ち的に100パー感情移入するのを
回避してしまったのが申し訳ないところ。
だいたいほかの作品でもそうなのですが、誰かが死ぬとか
カップルが別れるとかそういう結末がわかっている映画は
ラストで余計に辛くなるのでなるべく感情移入しすぎないように
あくまで第三者の視点で観るようにつとめてしまうのです!!!

たとえばスパイダーマンシリーズのリメイク作品
『アメイジングスパイダーマン』を観る時は
おじさんが死ぬ展開がくることがわかっておりましたので
なるべく感情移入せず

「このおじさんは一般人A、しかも役者さんが演じてるお芝居だから
 ほんとは死んでない」

みたいに念じながら挑みました。
とかこんなこといいだしたらミもフタもないんだけどさ!!!
ついついね!!!!
すまん!ばあちゃん!!!!

思てたんと違う!!

『西の魔女が死んだ』は梨木香歩による日本の小説で
私もタイトルだけは聞いたことがありました。
でも読んだこともない作品だったので勝手にタイトルから
海外の児童文学小説だと思い込んでいました!!
もっとファンタジックなヤツ!!!
なんつーの?西の魔女が死んで東の魔女が西の大地に攻め込んできーの、
北の魔女がが出てきてでしゃばりーの、南の魔女がどうにかしーの
みたいなやつね(恐るべき語彙力)

まとめ

開始30分くらいまでは
西の魔女がたくさんのハーブや野草などの自然にかこまれ
大地をたがやしながら暮らすという
ターシャみてえな生活ぶりをながめるだけの

「はいはい、ロハスワロス」

って映画だと思っていました。
ごめんね!!!ピーマン!!!

しかし、じっくり観てみるとそんなぺらっぺらな映画ではなく
丁寧に西の魔女の人物描写が描きこまれていることに気づきます。
西の魔女ことおばあちゃんはいつも何事にも動じず、常にフラットです。
そして人に厳しく、優しく。

しかし孫のまいのこととなるとそうはいかない。
いろいろなことで動じてしまうし
(まいが家に帰ると言った時がよかったよね)
魔女ではなく一人の“おばあちゃん”になってしまいます。

さっきも言ったけど本作はちょっと間違えばただの雰囲気映画なのです。
でもそうならなかったのはなぜなのか?
他のそういった映画との違いは何だろうと考えてみました。

それは余貴美子が出てるか出ていないかの差じゃなくて
人物やドラマを主体にするのか、世界観を主体にするのかの差ではないでしょうか?
まあ、あくまで偏った持論なんですが
どの映画とは言わないけど、かもめ以降量産されるあんなテイストの映画は
人物描写よりもなによりも世界観を重視しているように思います。
衣装、風景、食べ物、音楽…映画を構成する画面づくりや色合いなど絵としての世界観です。
人物描写はその一部にしか過ぎません。
主人公も含め人物はあくまでも1枚の絵に描かれたモチーフのひとつなのです。

でも本作は違う。
西の魔女という人物にスポットを当てて描きこみ
彼女を構成する要素のひとつがいわゆるロハス的だったという。
その違いがこの映画を嫌味にさせなかったポイントなんじゃないかな??

ただ、申し訳ないことに原作を読んでいないので
小説の中の“西の魔女”と映画の中の彼女のイメージに
どれだけの差異があるのかわかりません。
ただ映画だけとってみるとかなり作りこまれた人物のように思えました。

それととりあえずトーストが食べたくなる映画だなこれは!!!!!!

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映画『西の魔女が死んだ』ネタバレ 感想 へのコメント

  1. ゆ〜

    oden様こんにちは。

    西の魔女って文字に反応、私は以前本を読みました。
    生活の知恵が沢山詰まってましたね。
    おばあさんの家が容易に想像でき、楽しめました。
    私は田舎なしなので、憧れます。
    娘は友達によく、娘ちゃんのお母さんて、ヨーロッパ調のテラスや庭で白いテーブルセットに座ってゆったり紅茶飲んでそう、と言われるそうで。
    そんなんしてたら胃ジャボジャボなるし、家片付かんわ!と笑ってましたが^^;
    ハーブやお花に囲まれてそう、とか笑
    そんな優雅ではないのに笑
    憧れてるだけに、嬉しくはありますが、都会のマンションでロハスは少々無理がありますかね笑
    アロマとお香と観葉植物には囲まれてますが、やはり西の魔女宅の暮らしはなかなか難しそう。
    トーストとお好み焼きとカレーは、何か影響を受けて食べたくなるものの代表かも。
    そういえば最近、近くに私の愛犬と同じ名前のパン屋さんが出来て、日参してます^ ^
    名前もしかりですが、味が良い!
    食パン、デニッシュ食パンもとても美味しいんですよ。
    またデニッシュ食パン買って帰ろう、食べたくなりました(*^_^*)

    返信
  2. oden 投稿作成者

    >ゆ~さん
    いつもトロトロ更新ですみません;;

    ゆ~さんも本作の原作は読まれたのですね!!
    わたしは本文に書いたとおり原作を知らないのですが
    映画をいろいろな人が原作をおすすめしてくれます笑
    やっぱ読むべきですね!!

    胃がジャボジャボに笑いました笑!!
    ゆ~さんはそんなイメージの方なんですね!優雅なかんじ!
    なかなかロハス暮らしをするには何より生活に余裕がないと
    むずかしそうですね~金銭的にも精神的にも。

    デニッシュの話をきいたらほんとに食べたくなりました…
    友人のお母様がたまに焼いてくださるのですが格別です!!
    あんなのおうちでつkれたら楽しいだろうな~

    返信
  3. ゆ〜

    oden様
    こんにちは^ ^
    一度優雅に振舞ってみたいものです笑
    ロハスは憧れますね、確かに余裕が必要ですよね。
    都会で慌ただしくても朝少しゆったり時間を持つ、湯船でのんびりしてみる、お気に入りの場所をお散歩してみる、お気に入りの音楽をかけて家事をする•••••
    私なりにやってますよ^_^
    気持ちに余裕を持つと、時間にも余裕が、そしてそのうち金銭的にも余裕がでてくれる事を願って(^^)
    余裕といえば好きな音楽も大切ですね。
    私は色んなジャンルをききますが、最近はJAZZや、ゴスペルにハマってます。
    ゴスペルは昔からすきで、大女優ウーピーゴールドバーグの映画も影響してますね。
    天使にラブソングをなんか大好きですよ(^^)
    独身時代ダンスをしてたので、懐かしくて^o^
    昔の映画で、コリーナコリーナというのがありますが、みてみたいけど、お涙苦手だし、悩んでます^^;

    返信
    1. oden 投稿作成者

      >ゆ~さん
      都会で楽しめるロハスってやつですね!!
      過去にロハス系のショップで働いていたのですが
      やはりお客様みなさんおちついていました。心の平穏からのスタートです笑

      天使にラブソングを~はほんとに一緒に歌って楽しめる映画ですね!
      うちの両親もかつてゴスペルをやっていたのですが
      あの映画のトラックはどれも盛り上がっていました♪
      コリーナコリーナも同じくウーピーですよね??
      『ヘルプ』なんかと近い映画でしょうか??(’~’)

      返信
  4. ゆ〜

    oden様
    こんにちは^ ^
    ロハスなお店!
    憧れますね〜(*^^*)
    雑貨屋さん?洋服屋さん?
    見るだけでも楽しいですよね♪
    じゃあoden様はロハスな雰囲気なのでしょうか^^
    ヘルプ、知りませんでしたが、今も人権侵害は根強いですね。
    生まれや職業、国、地域によっても出てきますね。
    先日テレビでジョン万次郎の事を放送してて、米国滞在中、白人じゃないから教会に入るなと拒否されたとあり、フィリピン混血である実父が兄弟と共に校区外の私立幼稚園〜大学まで進んだ話を思い出しました。
    今なら平気でも戦後の混乱期に生まれた団塊世代には仕方が無い選択だったんでしょうか。
    父や叔父叔母曰く、近所や学校でイジメにあったことなんかないよ、大人になってからの方が仕事上で嫌な思いをしたなぁ、と言います^ ^
    祖父母の取り越し苦労かな?

    ヘルプも合わせて観てみたくなりました。

    返信
    1. oden 投稿作成者

      >ゆ~さん
      こんにちわ!
      お洋服屋さんでした!雑貨もありましたが…
      しかしわたし自身がロハスとかけ離れた雰囲気だったので
      なかなかなじめず…いまや見る影もありません笑

      なるほど
      ゆ~さんはそういった体験が身近にあったのですね~…
      子供の頃からそういった授業なんかは学校で受けてきたのですが
      わたし自身が差別や侵害と離れた暮らしをしていたせいか
      当時からイマイチピンときていなかったふしがあります。

      大人になったらやはり色々な地域のいろいろな人と
      関わりが増えるからいやな思いをされたのでしょうか??

      ヘルプは残酷なシーンも多いですが
      スカッとするシーンもあるので必見ですね!

      返信
  5. ゆ〜

    oden様
    こんにちは^ ^
    ロハスと無縁てことは、濃い顔なんですかね?
    お洋服屋さんですか、なんか勝手な思い込みかしら、ゴスペルされるご両親からロハスな子供さんって考えにくかったんですよ^_^
    てもいいですね、差別と無縁な生活。
    父のようなエキゾチックだとお得感は満載だけど、嫌な事も満載笑
    私も小学校高学年からハミられ笑、中学から校区外私立へ行きました。
    でもね、人間てすごいなぁって最近思ったんですよ。
    何十年と黒髪ロングで前髪パッツンだった私ですが今夏、蒼井優顔負けのベリーショートに挑戦したら母そっくりになって、周りがびっくり笑
    娘が
    ママおばあちゃんそっくりやん、ワロタ笑
    と。
    ずっと自他共に認める父似だったのに、えらくあっさりメリル•ストリープもどきになりました。

    ※注※あんなにきれくはない笑

    髪型って大きなポイントだなと思いました。
    幸い母に似て色白だったからかも知れません。
    父は浅黒いのです。

    差別っていうのは少し皆と違うってところから始まってしまうのかも知れませんね。
    私も他人様に失礼のないように発言していきたいと思います。
    こんな感覚がなければヘルプやコリーナのような映画には興味はなかったかも知れません。

    返信
    1. oden 投稿作成者

      >ゆ~さん

      とんでもない!!家族そろってまったくの大和顔です笑
      ロハスはなかなか極めないと中途半端になるだけだなと
      思ったことでした…なにせジャンクな暮らしも大好きなので!

      個人的にはエキゾチックなお顔や
      ホリの深いお顔は憧れの対象なのですがね…
      それだけじゃないということでしょうか??

      ベリーショートが似合うのもうらやましいです笑

      思いがけない発言が差別につながったりするので
      私もびくびくしてしまいます…
      好き勝手ブログで書かせてもらってありがたいかぎりなのですが…笑

      返信

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