映画『しあわせのパン』ネタバレ 感想

2013年6月22日

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ゆっくり、まったり、ほっこり
っていうキャッチコピーを地で行く映画
『しあわせのパン』を観たよ。
これぞ正しく“かもめチルドレン”なのだ!!

しあわせのパン

ブレンディ

『しあわせのパン』あらすじ

東京から北海道の月浦に移り住み、湖が見渡せる丘の上で
パンカフェ「マーニ」を始めた夫婦、りえさんと水縞くん。
水縞くんがパンを焼き
りえさんがそれに合うコーヒーを淹れ、料理をつくる。

そこには、日々いろんなお客さまがやってくる。
北海道から出られない青年トキオ、
なんでも聞こえてしまう地獄耳の硝子作家ヨーコ、
口をきかない少女未久とパパ、革の大きなトランクを抱えた山高帽の阿部さん、
沖縄旅行をすっぽかされた傷心のカオリ、観察好きの羊のゾーヴァ、
そして、想い出の地に再びやってきた老人とその妻。

それぞれの季節にさまざまな想いを抱いて
店を訪れた彼らが見つけた、心の中の<しあわせ>とは?
そして彼らを見守るりえさんと水縞くんに訪れることとは?

量産型かもめ食堂25号機

邦画を代表するジャンルの一つとして
「かもめ食堂」というジャンルがあります。

これがどういうジャンルかというと

ほっこりした時間の中で
なんかよーわからんけどうまそうなもんを食べながら
まったり暮らしてるよ

っていうジャンルです。

つまり、この「しあわせのパン」っていうのは
何番目かわからんけどもいわゆる かもめチルドレンてやつで
まったくテンプレ通りに作りましたよー。
という作品なのです。

その食傷ぎみの
いや食傷ぎみではない食傷だ!!!!もうこれ!
その食傷なジャンルは今も大量生産されており
増え続けておるわけです。

そんな一つがこの「しあわせのパン」ですね。

綿密に作られた世界観、っぽさ、お店の内装、キャラクター、
ごはん、着ている服…もうそれのどれもこれもが
かもめチルドレンとしてどこにだしても恥ずかしくない状態です。

あーいうのの世界観が好きな
ケークサレみたいなものばかり食べてる方々
(馬鹿にしてるわけじゃないよ!)
にはドンピシャかもしれません。
でもそれ以外の人にはもう本当にああ。うん。はいはい。
なんだよね。

本作がかもめ、及びあの監督の映画と決定的に違うのは
おしつけがましさです。

こういう田舎でさ、パンカフェやってさ、
こんな服着てさ、こんな家具おいてさ、羊かってさ、
すてきでしょ?なんにもないのがすてき!

っていう主張がこれでもかこれでもかこれでもかなのです。
もうそんな主張は煮てさ、焼いてさ、くってさ!です(?)

こうなったら小林聡美の一人や二人だせばいいじゃん。
パンは超熟でいいじゃん!!

ちなみにコーヒーはブレンディでいいじゃん!!!!

大泉洋-大泉洋=??

水縞くん

おい、パン食わねえか?


りえさんと一緒にマーニを営む水縞くん。
毎日毎日パンを焼きまくって焼きまくってるわけですが
まあ彼を演じるのが北海道を代表する男、大泉洋です。

大泉洋といえば『探偵はBARにいる』で
主演を務める等、彼の持ち味を活かした
キャラクターで映画にドラマに活躍しております。

先にいうとこの映画は革命的です。

こんなに大泉洋じゃなくてもいい大泉洋初めて観た!

大泉洋から大泉洋の成分をとったら水縞くんになります。
すごいです。

え?だって大泉洋である必要性1ミリでもあったかい?
原田知世は原田知世である必要性あったかもしれん。
藤木直人にでもやらせればいいのに。
ひらたくいうとそんな役でした。

深夜食堂、昼間へ

この映画のプロデューサーは
ドラマ『深夜食堂』に絡んでいるお方のようです!
深夜食堂というと新宿の裏路地にある小さな飯屋を舞台に
お店を訪れる登場人物の人生をたんたんと描くシリーズです。

派手な内容ではありませんがコアな人気を集め
原作コミックは10巻まで
ドラマは第二シーズンにまで続いています。
しかも韓国?かどっかでは舞台になったとか…

とまあそんなお話なのですが
なんだか『しあわせのパン』と通じるものがありませんか?

舞台はご飯を食べる所、
さまざまな人がさまざまな境遇をかかえて訪れる…

もはやトン汁がパンにかわっただけなのでは?
とすら思ってしまいます。

まさか…な。

実はこのマーニっていうカフェは死んでしまった人が
最期におとずれるゆとりの場で
りえさんと水縞君は最期に人々をもてなす
そんな存在とかなんじゃないのか…?

とか深読みしてましたがそんなこたなかった。

アドバイス

本作は倍速で観てもまっっっっっったく違和感を覚えないよ!!

まとめ

とりあえずくそのんびりした映画でした。
なんかりえさんがトラウマ?かなんかかかえてるっぽかったけど
何の説明もなかったし。
って思ってレビューとかぐぐったら

「りえさんは父親を亡くして傷ついてどーたらこーたらで」

という文言をみつけたので。
おや?倍速のせいで見逃したか??
と思ったら映画本編では大して語られてない真実だそうで。
そらわからんわ!!

んでんであの本は結局なんなんだよ!!とか
なんでもかんでも余喜美子だしゃいいとおもってるだろ!とか
あ!サマータイムマシンブルースの人だ!とか
もうまあいろいろあるけどまあいいや!!
考えるのをやめた!

私には無理でした。
だってジャンクフードもビールも大好きだもーん!!!
わーい!!!!!!!!!てきとう

リンネルだかクーネルだかなんかそんな本読みながら
リネンやガーゼをまとってわざわざわかしたコーヒーのみながら
ほっこりくらすそんな人の為の
まるではんなり明朝みたいな映画なのです。

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映画『しあわせのパン』ネタバレ 感想 へのコメント

  1. soph

    まさに!!!
    こうなりゃ小林聡美だせ!パスコに協賛してもらって!
    ってほんとにウマい!

    そうなんですよね—-。
    もとからかもめチルドレンを期待して観たら、「っぽさ」押し売りの連続と全体に漂う上っ面感が私にはダメでした。

    私スタイリストしてますが、洋服もシチュエーションも空間もすべてつくられたハリボテの中、って感じがしてリアリティないんですよね。
    おばあちゃんのお洋服とか、野菜や花の出店?とか、余さんのキャラクターとか。

    なんか、この映画、cueの副社長(ミスター妻)の持ち込みらしいですね。
    だから洋さんである、大人の理由なんでしょう…。

    「えびちり」と、「本日もスパゲティ」ですよねやっぱり。

    返信
    1. oden 投稿作成者

      >sophさん
      コメントありがとうございます。
      そして同意していただけてなによりです笑

      やっぱり先に形ができすぎていて、まるでモデルハウスのような映画だったかと思います。
      たしかにリアリティが無かったですよね。
      すべてがわざとらしいというか…
      素人のわたしがここまで感じるくらいなのでスタイリストさんだとなおさら
      なにかしらの違和感を覚えたのではと思います笑

      今sophさんのコメントをみて検索したんですが確かに企画に鈴井奥様の名前が!!!なるほど…
      だからこそあのキャスト。だからこそ大泉洋なのですね…!

      そしてパイ…ですね。

      返信
      1. burori-

        先日、「なんだこれ?」感満載に観終わってムズムズしてたので検索してみたらココにたどり着きました。

        あなたのおっしゃる通り!

        かもめんたる…かもめ系列じゃないんですね。

        探偵はBARにいるの大泉さんを滅菌処理し過ぎてて???と思ってました。

        「っぽい」映画で残念でしたが、「俺のシネマ」に出会えたのでよかったです。

        返信
        1. oden 投稿作成者

          >burori-さん
          コメントありがとうございます!
          かもめんたる笑笑笑

          そうですね!滅菌処理という表現がしっくりきますねー。
          なんかもったいない!って感じです。

          ノロノロ更新ですがぜひまたいらしてください~(^^)

          返信
  2. 散髪屋

    しあわせのパン、遅ればせながらテレビでやってて観ました。私の感想もまさにあなたのレビューそのままで笑っちゃいましたw東京から恋に疲れたギャル来た時点でテンプレ映画確定でしたね。面白いレビューありがとう。

    返信
    1. oden 投稿作成者

      読んでくださってありがとうございます。
      いろいろ思うところある映画でした…

      返信

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