映画『デリカ・テッセン』ネタバレ 感想

2013年7月4日

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日本にフランスオサレ映画とクレームブリュレブームを
運んできた『アメリ』の監督
ジャン=ピエール・ジュネの初期作品
『デリカ・テッセン』を観たよ。こわいふしぎ!

その昔大ブームとなった
オドレイ・トトゥの映画『アメリ』。
アメリのキュートでふしぎな暮らしに
多くの人が魅了されました。

『アメリ』を手がけたのはフランスの
映画監督ジャン=ピエール・ジュネ。
『アメリ』に代表されるようなブラックユーモアに
あふれる映画を生み出しています。

そんなジャン=ピエール・ジュネ監督が
マルク・キャロと共同で生み出した作品が『デリカテッセン』です。

『デリカ・テッセン』あらすじ

核戦争から15年がたち
草木も生えずろくな食料も無い未来のお話。
精肉店『デリカ・テッセン』を階下にもつ
アパートに元ピエロのルイゾンがやってくる。
植物も動物もろくにいないこの世界。
この店で売られているのは一体何の肉なのか…
なにも知らないルイゾンは
いつしかこのアパートに取り込まれてしまうのだろうか…

字幕がふしぎ

どういったわけか本作の字幕では
『之(これ)』『其(それ)』とか
むずかしい言い回しをしています。
なぜなの?何かこだわりが有るんでしょうか。

そうでなければ椎名林檎か太宰治に毒された女の子が
訳したとしか思えないよ!!!

グロくなくてふしぎ

舞台となるのは核戦争後…
食料のない世界に住まう人々…

しかしこのデリカ・テッセンでは
どういうわけか食料が売られています。

ま、平たく言うと『デリカ・テッセン』で
売られているのは人間の肉です。

このアパートに住む住人は
夜は部屋にこもりきりです。
なぜなら夜出歩くと明日には自分が
肉屋に並ぶことになるからです…!!

ぎえええと思いましたがそんなテーマの割に
カニバリズム的表現は抑えめです。
別に、大して血も出ないし(っていうか描かれてないし)
想像されてるような
吐気をもよおすシーンはあまりないといえます。

しかし!
下水?みたいなところで
大量のカタツムリがうじゃうじゃいるシーンは
まじでゾオオッとしました。

あれはほんとにムリ!!!!
しかもそれをおじさんが食べてるし!!
おええ!!(AA略)

テーマからしてホラーかと思いましたが
ブラックユーモアラブストーリーといったところでしょうか。
核戦争ってテーマもなんか浮いてるよね。
SFでもないし…なんというべきなのか。
未来の世界と言う割に何十年前なの?
というレトロな空気が漂っているし。

世界観がふしぎ

本作は不気味で不思議な音が随所にちりばめられています。
アパートの住人たちの営みの音が
偶然リズムになっているシーンには笑いました。

画面は昔のフィルムのように古めかしく
彩度の低いカラーです。
そんな画面と不思議な音がマッチしているのがよいよね。

核戦争から15年後…ということで
未来のはずなのにずっと昔みたいな世界観が
妙な違和感をあたえてくれる映画です…。

おためしあれよ…

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