映画『メリダとおそろしの森』ネタバレ 感想

2013年6月18日

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ピクサーアニメ初のおとぎ話。として話題になった
『メリダとおそろしの森』を観たよ。
大島優子が吹き替え担当?!
いやー…しかし…しかしこれ…なー…。

brave

(C) Disney/Pixar.All Rights Reserves.

『メリダとおそろしの森』あらすじ

ダンブロッホ王国の王女メリダは
馬に乗り野山をかけまわり、弓矢をぶっぱなしまくるのが好きな
アウトドア姫だ。

王女としてふさわしい女性になってほしいと願う
王妃・エリノアはメリダに王女としての教育を
無理やりさせる。

そんな二人の溝は深まるばかりで
エリノアがメリダに結婚の話をもちかけたことから
それは決定的となった。

悲しみにくれたメリダは森に逃げ込む。
そこに現れたのは幼き頃にみた鬼火だった。

鬼火に導かれるままに森の奥に歩みを進めると
小さな小屋があらわれた。
一人きり小屋に住まうババアが
実は魔女だと知ると

「母親を変える魔法がほしい」

とかいっちゃう。
ババアも最初はしぶってたんだけど
メリダのペンダントと引き換えに
小さなケーキを作る。
そのケーキを食べると王妃を変えることができるらしい。

城に帰ってさっそくメリダはケーキを食べさせる。
すると…王妃はむくむく大きくなり
なんとクマになってしまったのだ…!

父親のダンブロッホ王は
クマ狩りキチ野郎。
見つかれば間違いなく殺されてしまう!!

そう思った二人はこっそり城から
逃げ出した。

二日目の日の出までに人間に戻れなければ
永遠にクマのままということを知った二人…
王妃は人間に戻れるのだろうか…

大島優子のメリダ

公開前から話題となっていたのがメリダの声優。
AKBの大島優子がやるぞ!
となって

ああ…はい。

ってなった方も少なくはないはず。
でもさでもさ、意外と良くなかった??
個人的には十分ましだったと思います。

ていうか大島優子の声質?テンション?
とメリダってキャラが合ってたんだと思う。

いや…でも『ハンコック』
吹き替えみたばっかだから
麻痺してるのかもわからんね。

≫映画『ハンコック』ネタバレ 感想

わくわくが足りねえッ

この作品が他のピクサーアニメと一線を画す所は
大人向けなところです。おとぎ話なところです。
いや、違う。

わくわくしないところだ!!

そう、ぜんぜんわくわくしないんだよね。
ピクサーのアニメってやっぱり
わくわくどきどきたのしいわはは。
みたいなのがあると思うんです。

しかしなんだろう。
メリダはちっと違う。
大人向けに作ってあるのが原因だと思うんだけど
わかりやすい「たのしい」がないんだよね。

まず山場がしゅーっと終わる。
というのもね、この物語やっぱり山場はあるんです。

メリダを巡った戦いのシーン
ババアの魔法のシーン
メリダと王妃が城から逃げるシーン
メリダと王妃の心がなんとなく近づくシーン
メリダと王妃がモルデューに遭うシーン
モルデューとの決戦

などなど。
やっぱ盛り上がるっしょ!!
ってところが点々とあるんだけど
なんっか短いんだよなー。
切れっぱしっていうか…

その山場山場も
「ああ、そうですか。なるほどね」
くらいの感じしか与えてくれないんだよね。
なぜだろう。

それもすべて大人向け…というところに
ポイントが有るんでございましょうか。

ババアはなんなん?

魔女のババア、出た瞬間ピーンときましたよ

「ははあ、さてはこいつ何か企んでるな…?」って

北海道土産みてえな木彫りの熊を
ほそぼそと作りまくってるババア。
しかもしゃべるカラスに動くほうき。
もちろん魔女でした。

こういう時でてくる魔女ってセオリー通りなら
間違いなく今後主人公にとって脅威となります。
例えば元々メリダの一族に恨みのある…とか。

しかしババアは悪人でもなんでもありませんでした。
ほんとにただの魔女でした。

メリダは母親がクマになったというのに
「私は悪くない!ババアのせいだよ!」
となんか責任転嫁しまくります。
しかしババアはワルクナイヨネ。

ババアは原因ではありません。きっかけです。

たとえば「王妃を転ばせたい。」
というたくらみをメリダが持っているとして
ババアから石を買うよね。置くよね。王妃転ぶよね。
その石が意外と固くて骨も折れた!
ってなったとして、メリダは

「石を売ったババアが悪い。
骨まで折れるとは知らなかった!」

ってそういうこと言ってんだよね。
メリダが悪いんじゃん!!

ババアが悪意を持って、王妃にけがさせたくて

「この石はちょっと転ぶだけだよ~」

とかいって意外に固いことを伏せてたなら
ババアはメリダを利用して王妃を傷つけたことになります。
まあセオリー通りならそういうのが多いよね?
(ex.リトルマーメイド)

そこがある意味裏切られたと言うか…。
この物語で一番出てきたら盛り上がる人だったから
あんなにチョイ役だと思わんかったよババア。

モルデューの最期

冒頭でダンブロッホ王は巨大なクマ、モルデューと闘い
左足を失います。
以来クマ狩りに異常なまでの執念をもやす王。

さて、クライマックス
ついに念願かなって王はモルデューと対峙します。
やれ、復讐の時はいまだ!!

とそこそこ盛り上がったところであっさりKOされ
よおおしいまだメリダ!!
君のお得意の弓矢でモルデューをやっつけるのだ!

と思いきやそれもかなわず
結局クマ王妃がモルデューに襲いかかり
倒れて来た石の柱の下敷きにしてやっつける。

というひどいありさまでした。

いやーそこはさあ…
誰かの力で倒そうよ。
ほとんど事故死じゃん。
文字通り一矢報いてないじゃん。

メリダよ…なんのために君は弓をもってんだい?
なんのために弓のシーンいっぱいでてきたんだい?
敵を倒すためじゃないのかい??
確かに木の矢じゃ効かなかったよ?
じゃあ鉄の矢にしたらいいんじゃないかい?
っていうか銀の矢にしたらいいんじゃないかい?
そうしたら壁も通り抜けるよ?
貫通攻撃できるから複数の敵にも有効だよ?

しかもモルデューもモルデューだよ。
なんだいあの急に出て来た
ぼやっとした亡霊は。
なにブチャラティみたいにもやっと成仏してんの?

「気にするな…ジョルノ…」

ってやかましいわ!!!

あの伏線この伏線未回収

色んな所に伏線??
みたいなのがちりばめられてたんだけど
どれもこれも未回収で
もう

ああ、すみません
私、考えすぎでしたね…(^_^;)

ってなりました。
例えば、徐々に王妃が途中でクソ大事につけてたティアラを
石の上に置いて忘れていくシーン。
あとでこのティアラがなんかきいてくるんだろ?
なんか危機をていしてメリダがこのティアラ守ったりするんだろ?
みたいに思いましたがそうでもありませんでした。

つまりこれは大事なティアラも忘れるくらい
王妃の心はどんどんクマさんになってたんだよ~~
っていう象徴的なシーンに
すぎなかったってことでしょうか。

それとかババアにわたしたペンダント。
あれが実はとっても重要で
「ペンダントどうしたの??」
ってなってまたひと悶着あるとかさ。

やあまあそれだけじゃないんだけど
そういうのがいっぱいありすぎてもやっとしたよ。

よかったところもあげようよ

ごめんほんとにいがいがいいまくってるけど
よかったところもあるんだよ。

よかったところ①メリダのほっぺた

メリダはいちおうディズニープリンセス?なの?
のわりに美人ではありません。
歌いながら真っ青な小鳥とお話もしませんし
(馬とは話すけど)

もうなんつーのほんっと丸顔。
びっくりするほど丸顔。
丸顔?っつーかもう
ほとんど球顔。

そんなメリダが弓を射るシーンでは
プにっとしたほっぺが強調されていて
たいそう可愛かった。

髪の毛が一昨年くらいにはやったマフラーみたいな所もいい。
いやーマフラーの表現こだわってたね。

よかったところ②おムコ候補者

メリダの元に現れた
3人のムコ候補者たち…。

これがさ、救いようのないくらい“ナシ”な3人。
よくもまあこんだけ“ナシ”な人揃えたな~
みたいなのがよかった。
あの微妙具合がすごいわ。

そうそう、そのせいか
この映画は恋愛要素がゼロです。

よかったところ③オヤジ

メリダのオヤジが全然王様っぽくなくてよかった。
豪快でハグリットみたいなかんじでよかった。

よかったところ④なんだかんだキレイやで

これはまあ天下のピクサー先生なわけで。
とうぜん様々な描写に一か所たりて手抜きがありません!
森、空、水の表現、メリダのマフラーヘア、たゆたう布
どれをとってもこれをとっても素晴らしい。
まじで。こんなとこ言及する必要ないくらい当たり前かもしれません。

しかしだ、そこが一番よかったところだよ。

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映画『メリダとおそろしの森』ネタバレ 感想 へのコメント

  1. Mirror

    魔女が悪くないのは『人生で悪いやつって実はそうそういなくて、悪いのはいつまでも子供っぽいお前』ってメッセージだよ。ディズニーみたいなわかりやすい展開じゃないのね。
    メリダは自由が好きとか偉そーな事言って、母親の想いに気づかないお子様。母親も母親だけど、ちゃんと母親の言うこと聞かないから、弓矢だって子供の玩具でしかないんだ。

    返信
  2. Dolly

    フロリダのパレードにメリダが出てて、あまりメリダがみんなに愛されてて、音楽も素敵だったから、吹き替えが大島優子氏ということで見たいリストからは抹消されてたメリダとおそろしの森を、今になって見ようかなと調べていたら、ここにたどり着きました…。

    事故死には相当笑いました 笑

    とはいえ、色々と奥深いメッセージがディズニーなりにありそうですね…とにかく今までの雰囲気とは違うことがよくわかりました。

    そして、本当に予告動画をみても可愛さが全く伝わらなくて何なんだろうって思ってたけど、それも人気の秘密なのかな…メリダのグリーティングの人気がすさまじかったもので…w

    返信
  3. さるきち

    メリダが大好きです。好きなので物申します。

    3歳の息子も大好きで何度も何度も見ています。インクレディブルのが好きかもしれませんが、カーズより確実に好きです。

    最後のモルデューとの戦いは何度見ても泣いてしまいます。モルデューが何故獰猛なクマになってしまったのか分からないんですか⁉︎愛と絆を取り戻せなかったためです!
    魔女は乗り越えられない試練は与えません。
    モルデューになった王は大切なものを取り戻せなかったから国も滅んだんです。

    全ては愛で、絆です。父親はモルデューの本当の存在の意味を知りません。浅いから関係ない。
    これは母と娘の愛の話しです。

    私の中ではもののけ姫レベルに深く、びっくりしたんですよ。
    ビジュアルも男の子が喜ぶだけの迫力と説得力があります。

    返信

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