アメリカン・サイコの名刺バトルが面白すぎる!

2013年2月23日

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クリスチャン・ベールが怪演をみせつけた
映画『アメリカン・サイコ』(2000年)
面白いのはチャンベーの殺人シーンだけではなくあの白熱のシーンです!

『アメリカン・サイコ』のお話

ウォール街で働くエリートのパトリック・ベイトマンくん。
気どりまくりのエリートの集団にいるベイトマンくんは
いつもお友達のみんなとお洋服やおしゃれアイテムの話をしているよ!
でも不思議とみんな似てるもんだね!誰が誰だかわかんないよ。

そんなお友達同士で誰が一番すごい名刺を持ってるか
いつも勝負しているんだ。くだらないよ!
仲良しにみえてみんなお腹の中では優越感に浸ってるんだ。

ある日ベイトマンくんのところに
イケメンでおしゃれで頭いい同僚のポールくんって人が現れたんだ。
ベイトマンくんは今まで一等賞だったのにポールくんに負けたのが
くやしくって、ポールくんを斧でぶっ殺しちゃった!!

でもねベイトマンくんが殺したのはポールくんだけじゃないみたい…

はくねつ!名刺バトル!

本作の最大の見どころはベイトマンくんの殺人シーン
ではなく、そう名刺バトル。
ベイトマンくんと仲間たちは自分の名刺がいかにハイセンスかを
競い合っています。フォントや紙の材質。
イマイチ他の人には理解しがたい勝ち負けの基準があるようです

ちなみにこのシーンは
遊戯王カードのレア度を競う小学生男子とまっつたくかわりません。

ベイトマンがこんな名刺だったらいやだ

the インクジェットプリンタ!

殺人のことならベイトマンくんに聞け!

本作で殺人をしまくったベイトマンくんに殺人のイロハを聞いてみよう!

ベイトマンの殺人なんでも相談室

Q、娼婦を殺してしまいました。
シーツが血まみれ…落しやすい洗剤を教えて!

ラズベリージュースをこぼしちゃった!!B、血まみれでこまったシーツは
思い切ってクリーニングに出しましょう。
「ラズベリージュースをこぼした」
とでもいえば
クリーニング屋のおばちゃんもうなずくはず

Q、同僚がむかつきます。どうしたらいいですか?

レインコートが便利だよ
B、殺すのが一番です。斧をひとふり。

血がつくのが嫌な人は
レインコートを着るといいと思います。
僕はいつも家具などにもカバーをかけますよ。
証拠も隠めつできるのでばっちりです。

Q、ついつい殺してしまった、アリバイ作りどうしよう!

アリバイは留守電でオーケー!
B、本人になりすまして留守番電話に
メッセージでもいれましょう。
「バカンスに出かける」とか適当に。
声が違っても余りばれないので大丈夫ですよ。

Q、殺そうと思った奴が逃げた!対策は?

チェーンソーは高い所から
B、とりあえずチェーンソーを使います。
振り回してもいいですが
間違えて自分もけがをすると痛いです。
運が良ければ相手に刺さるので
高い所から落しましょう。

と言う感じにとても無理やりな犯罪をやってのけるのがすごいところ。
血まみれのシーツを平気でクリーニングに出すあたり
ベイトマンくんの頭のおネジが外れているのがわかります。

狂った役が似合うな!ちゃんべーは!

強烈なナルシシズムに加え、チョモランマもびっくりのプライドの高さで
快楽殺人をくりかえすベイトマンくんを演じるのは
狂人的な役がハマりすぎちゃうちゃんべーことクリスチャン・ベール。
今回もサイコパスの名に恥じないパスっぷりです。

全裸でチェーンソー振り回しながらにこにこ笑顔で追いかけてくるシーンは
心底ぞっとしました。笑ってるのに目の奥が笑ってないのよ。
イケてる同僚だけでなく娼婦やホームレスなど次々に手を掛ける様はすさまじいです。

でた、濱田マリ!!!!!

そんなベイトマンくんの婚約者役はリース・ウィザスプーン。
奔放でワガママな面もある女性を演じます。
リースが濱田マリに見える事件については『恋人たちのパレード』の記事でも
お話したかと思いますが、本作ではさらにさらに濱田マリみたい。
っていうか今よりかわいくな…いやいやそんな感じなのです。

吹き替えの声が…

吹き替え版も観てみてみたのですが…なかなかうんどうした!な感じです。
さて声高くないですかこれ?!!?!
吹き替えを務めるのは「スラムダンク」の桜木花道や
「ドラゴンボール」のトランクス役でお馴染みの草尾毅さん。
いい声でも合うのと合わないのがあるって話よ!!!
ベイトマンくんがあと10近くわかければよかったんじゃないかな?

そしてリース・ウィザ・スプーンの声もYou was more gone not!!
リースの声って坂本千夏って感じしない?

まとめ

『アメリカン・サイコ』と銘打った本作ですが
“サイコ”なのはベイトマンくんのことだけではありません。

本作では個性を失いグループの一員としてしか
ベイトマンくんを周囲が認識していなかったという結末が待ち受けています。

ベイトマンくんは自らの制御できない殺人欲にむなしさを覚え罰を乞いますが
彼の周りを嗅ぎまわってた刑事だって彼自身を認識しておらず
結局彼の罪は罰されずにもやもやと終わってしまいます。
つまりサイコというのは彼自身のことというより
“個”がなくなり団体でしか意味をなさない
この社会のこともさしているのかもしれません。

一見ホラーモノに見えてなかなか社会風刺の物語でした。

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アメリカン・サイコの名刺バトルが面白すぎる! へのコメント

  1. vigil

    解説がシンプルで解り易く面白かったです。

    ちなみに、結末はどうなんでしょう?

    妄想?事実?

    返信

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